「学芸会レーベル」フィクション/リアル/ヴァーチャル、演劇!

「キレなかった14才りたーんず」という企画自体はおいときながら駒場アゴラ劇場で中屋敷演出「学芸会レーベル」を観てきた。みんな観た方がいいよこれは。

『学芸会レーベル』 作・演出:中屋敷法仁(柿喰う客)


出演:
伊東沙保 今村圭佑(Mrs.fictions) 荻野友里(青年団) 川口聡 川田希 大道寺梨乃(快快) 
武谷公雄 田中佑弥 永島敬三 三澤さき


リアルとフィクションの線引きが、どんどん曖昧になってる平成ジャパン!
こんな社会になったのは、圧倒的なフィクションが足りないからだ!ってことで、僕らがやりますつくります。
最も虚構性の強い上演芸術=「学芸会」を!
学芸会やりーの、フィクションの世界に飛び込みーの、失われつつあるリアルを取り戻しーの!
そんな大冒険に今こそ出発!高らかに叩けカスタネット
たんたん、たたん! うん、たんたん!


http://kr-14.jp/kr-14web/

舞台セットがThe格子。セットのマトリックスなイメージがこの芝居の物語というか物語構造というかにすごく馴染んでいた。馴染んでいましたけどそれは最初っから考えてたんですか?みたいな質問をした私だが頭の中ではずっとフィクションとヴァーチャルの違いのことを考えてた。中屋敷さんが「足りないのは圧倒的なフィクションだ」みたいに書かれてたと思うけど。ふむフィクションか、それは私なりに言おうとすると「リアルに潜むヴァーチャルという力」となるかもしれない。いやーこの演劇にはリアルがありましたとか言うともういい加減うざいか。とはいえ中屋敷演出の伊東沙保さんを観てるだけで十分楽しいのがすごいことだわ本当に。でも中屋敷さんはもっといけるでしょ。芝居を知らない知り合いいっぱい声かけてそしてもう一度観るぞっと。

大道寺梨乃さんに快々のトリエンナーレリングドームでのパフォーマンスがしびれたまじしびれたといった主旨のことを伝え、中屋敷法仁さんに開演前の音楽なんですか?卓球ですと教えてもらい、岸井大輔さんに「文(かきことば)」が本当にすごいあれすごいYoutubeで30回観た(うそで本当は20回くらい)大好きあれすごい本当にすごいそうそうあと中屋敷演出と近いと伝えたり。満喫させてもらう。

前も載せたけど大好きあれすごい本当にすごいなのでもう一度「文(かきことば)」

「文(かきことば)」の演出指導。演出している人が岸井さん。演出されている人が伊東沙保さん。