新しいこといっぱいだった2009
始まったときは演劇一色に染まるかと思われた2009年でしたが、終わってみればほぼ映画ずくしの一年になりました。ベストテンみたいのをやろうかと思いましたが、難しいのでやめちゃって、印象的だったのを思いつくままあげます。ほぼ観た順。
★演劇2009★
まずは演劇から。演劇は新作とか旧作とかないから気楽。
『その人を知らず』東京デスロック
正月をはさんで二回観ました。演劇が今までとぜんぜん違って体験できるようになり、かつ、二回観ることを覚えました。そして猪股俊明ファンになった。
『恋人としては無理(JAPAN TOUR)』柿喰う客
二回観てます。『学芸会レーベル』もよかったけどこっちを。
『火の顔』演出:松井周(サンプル)
戯曲は何とも思わなかったけど、舞台美術と演出に興奮した。猪股俊明。
『ヘアカットさん』岡崎藝術座
神里さんの仕事が一番楽しみかもしれない。
『一月三日、木村家』(演出:多田淳之介)
二回観た。
★映画2009★
新作から印象に残ったのを。
『グラン・トリノ』
一番感情が動いた。
『buy a suit スーツを買う』(市川準)
一番幸福な気持ちになった。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』
一番メモをとった。2回観た。
『あとのまつり』(瀬田なつき)
ダンスよかった!2回観た。
『チョコレート・ファイター』
汗かいた。
『ボルト』
ボルトが犬として必死で走る姿が泣ける
『スペル』
一番爆笑し、かつ、襟を正した
『ライブテープ』
甘みもあるが、一番肯定感があった。2回観た。
『ウルトラミラクルラブストーリー』
頭かち割られる快感!2回観た。
『美代子阿佐ヶ谷気分』
ずっぷり甘さにひたる。優しい。2回観た。
あとは、
スラムドッグ$ミリオネア、愛のむきだし、四川のうた、精神、SRサイタマノラッパー、オカルト、月夜のバニー(都合3回観た)、彼女の名はサビーヌ、パリ・オペラ座のすべて、マイマイ新子と千年の魔法
などなど!
映画は上澄みをすくっただけ。来年こそ映画に触れたい!
映画2009は以上
今年から映画館通いを始めたくせに、いっちょまえに旧作ベスト!とかやってみたかったところですが、たとえば無防備都市とか東京物語とか日本春歌考とか言い出すはめになるのでやめときます。とにかく、たくさんの出会いがありました。フレデリック・ワイズマン、大島渚、ジャジャンクー、ゴダール、タルコフスキー、ソクーロフ、アニエス・ヴァルダ、キェシロフスキ、カネフスキー、増村保造、小津、清水宏、など。映画を観る準備はできたと思う!
演劇を見始めたのは2008年の9月から。映画は年間20本くらいは観てたけど、がっつり観るようになったのは今年の3月くらいから。今年観た演劇は50本くらい。映画は200本ちょっと。今年は映画館通い始めたり、塾通い始めたり必死だったけど、ブログ始めたりツイッター始めたりと、とにかく新しいことがいっぱいで楽しかった!本当に「新」な2009だった!
関わりのあった方々どうもありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
バイバイ2009