『女は女である(Une Femme est une Femme)』ゴダール,1961


こないだイメフォで観れた。うれしい。


オープニングタイトルが楽しい。映画はいいものだ、という気がしてくる。



のっけから、背景音楽が流れたり止まったりする。その分断自体がリズムを刻んで前景化してくる。という冒頭にぞくぞく。


いま思い出すとアンジェラ(アンナ・カリーナ)がぴょんぴょん跳ねてたような気がするけど、そんなシーンは無かった。たしか、アンジェラはいろいろ面倒なものを背負わされつつもにこにこしていたのだった。とりあえず女代表にさせられたらもう大変ですねである。もう1回観るとしたら、最期のウィンクが待ち遠しいだろうな。


前半の関係がぬるい期間の自転車野郎の部屋の中でのやりとりが退屈で仕方が無かったけど、後半の関係が危うくなった期間の狭い部屋での2人の動きの演出が素敵でかわいらしかった。

すべての女に
死を


そこまで言わなくてもいい!
と激烈に思った。