JUNRAY DANCE CHANG アオイロ劇場


「JUNRAY DANCE CHANG アオイロ劇場」に行ってきた。世田谷パブリックシアター。いくつかの曲とダンサー目当て。楽しめるかどうかはけっこう不安な気持ち。
http://precog-jp.net/junray/

右手の前から3列目の席はダンサーがよく見えた。オープニング悪くない。ダンサーをちょろちょろ小出しにしないのがいい。期待した。すさまじいキレをみせる短髪の女性ダンサーがいて、あとでご本人にお名前を伺ったら鈴木美奈子さん http://precog-jp.net/junray/?page_id=131 とのこと。太鼓の音が本当にきもちいい。「12節」の縦列したダンサーがすすーっと動いていくのがいい。U-zhaanのタブラと熊谷和徳のタップのセッションは最高。見えにくいタップの足さばきをスクリーンで見せた工夫・配慮に安心感。康本雅子の「背中」を真ん前で見れてうれしい。見れないはずだった康本雅子が見れてラッキー。井出茂太すごい。踊りだす前は柄の悪いただのおっちゃんにしか見えないのに、踊りだしたとたん呼吸を忘れるくらい見とれる。このあたりまではよかった。ASA-CHANGという人のだらだら感のせいで、曲と曲のつなぎでテンションが下がること数回。後半1/3は曲が悪いのとダンス中心ではなくなったので会場全体が死んでたんじゃないか。ラストの「カクニンの唄」、誰か止めてやればよかったのに。やなことばっかり出てくるのでこれくらいで。

康本雅子が椅子に座って踊る、背中