FUKAIPRODUCE羽衣『朝霞と夕霞と夜のおやすみ』マチネ、楽日

少し余裕が出来たので午後仕事を休ませてもらって芝居二連発第一発目。戦争か。

駒場アゴラ劇場にて、FUKAIPRODUCE羽衣『朝霞と夕霞と夜のおやすみ』マチネ、楽日。

作・演出・音楽:糸井幸之介
プロデュース:深井順子
契った男女が次に逢うまでのその間、誰しもの人生の大半を占めるそんな夜を、愛しみ味わう妙ージカルです。

まず、舞台に置かれたギターに見覚えがある。一枚布がもぞもぞと動き出す始まり方が好きだ。わりと多くの役者の声がかすれているる。過去を思いやると未来が見える。服を着る、という自分で決めたルールの中、深井順子さんがうふふふふふと笑い続けながら服を着るのを見せられるのは気分がよい。すこし安心感が芽生えた。深井順子さんの歌にあわせて他の女優2人がハモったときはとても美しいと思った。いま書きながらpicnincsong思い出せるかなと思ったら、あまったるい考えで♪ってメロディーに乗って出てきた。過剰。とにかく過剰。当日チラシには「がむしゃら」と書いてあった。ストーンズに憧れて九州から上京してむにゃむにゃが好きだ。ギターを弾くオトコ以外の8人くらいの役者が静かにオトコの居眠りながらのむにゃにゃMCとコンサートを聞いている。そしてまばらな拍手。あれ好きだ。うえとぅーかーしとぁとぅーかーというエロいが可笑しい台詞が楽しい。とにかく汗。役者の汗がすごく出てた、のを観た。汗がかかった。退屈したり楽しんだりで、大好きじゃないけど嫌いでもない。