shelf『Little Eyolf ―ちいさなエイヨルフ―』美しい絵みたいに見えた

埼京線板橋駅からてくてく歩いてリッチではない雰囲気の住宅街で受付。なんかわくわくした。こういうところにある劇場いいなあ。

会場 atelier SENTIO
出演 川渕優子, ナギケイスケ, 山根舞(演劇集団円) 他
脚本 ヘンリック・イプセン
演出 矢野靖人

サイト http://theatre-shelf.org/ ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
説明 町から離れたフィヨルドの近く、アルメルス邸で起きた1日半の出来事。
両親の過失で足に障害を持ったエイヨルフ。
父親アルメルスの息子への過剰な愛情と、夫の異母妹への妻の激しい嫉妬。
不気味な鼠ばあさんの訪問。そしてちいさなエイヨルフの溺死。

写実的な中期から象徴主義的な後期作品へと移る
イプセン晩年の代表作を、 shelfが大胆に再構成します。

利賀演劇人コンクール2008<最優秀演劇人賞>
名古屋市民芸術祭2008<審査員特別賞>受賞作!

上演時間を1時間30分から60分に凝縮。キャスト構成も大幅に変更した
昨年7月の初演時とはまったく異なる、利賀・名古屋公演バージョン。

東京凱旋公演です。ご期待ください。

美しい絵みたいに見えた。音楽がきれい。乳房の形がきれい。役者の配置などがきれい。でも戯曲読んでから行った方がよかったのかなあ。文学としてどうだ!ということになってしまうのかなあ。文学的な価値にはほとんど関心がないので、もしその価値に芝居自体の価値がかかっているのだとすると入る店を間違えたことになる。こればっかりは好みなのでしょうがないか。会場である「atelier SENTIO」の外、線路近くの北池袋の生活感のある雰囲気が好きだ。