クロムモリブデン「空耳タワー」わからないづくし
- 2009.09.19(土)昼
- 赤坂RED/THEATER
- 微熱を薬で押さえつけて来た
- 渡邉とかげさんが「てぃってぃりてぃってぃ♪」と歌いながらオシビーを運ぶシーンが一番好きだ
- 饒舌なモノローグvs短い台詞のリピート、という前半の仕掛けがなぜ消えていくのかがわからない、仕掛けて来られてせっかくテンションが上がったのに残念、オシビーのせいで消えたわけでもなさそう
- 木村美月さんが電話越しに褒められて喜ぶさまがかわいい
- こんこんちきちきすっきりくっきりの歌で日本昔ばなし風になるのは楽しい
- オシビー（まるさんかくしかくの物体）の価値がわからないし、殺戮劇からの展開に出てくる赤いあいつの意味もわからない
- 舞台セットと上下運動による役者のはけ方の価値がわからない、現実性を剥いで、ゲームっぽくしている？
- 舞台セットが空間を決めてくるせいで役者の動きが制限される、その点どうなんだろう
- 前回が青山円形劇場だったのもあるけど、なんか窮屈に感じる
- すこしミュージカルっぽくなったシーンで舞台が輝いたように思う
- ラストのピアノの曲はいい、いいけど音楽で魅せてもしょうがない、でもあの曲がないとスローモーションで長い暗転の多い展開では間がもたない
- なぜあの親子には夕日が汚く見えるのだろう
- 関西弁の使い方は好きだ
- やはりクロムは笑えないと辛いのか、ベタとキャラでは笑えないんだよなあ
- ただの連想の束なのか？ わかりやすい物語を否定しつつも、物語の亡霊にとりつかれている気がする、ただの連想の連なりなのだったら最初から最後まで何となく連続している必然性すら無いんじゃないのか？ このあたりうまく言えず苦しい
会場 赤坂RED/THEATER
出演 森下亮、金沢涼恵、板倉チヒロ、奥田ワレタ、木村美月、久保貫太郎、渡邉とかげ、幸田尚子、金田淳
脚本 青木秀樹
演出 青木秀樹
説明 ふられた腹いせに相手を刺す少年
しかし死ななかった少女
逆に命の恩人と間違われてしまう少年
では刺した犯人は誰だ！
一人の容疑者が意味なく浮かび上がる
しかし容疑者にはアリバイがあった
「犯行時間、私は「お芝居」を観ていました」
しかし内容をうまく説明できない容疑者
かくして「お芝居」の中身を確かめる捜査が始まる
