3人いる!(脚本:多田淳之介/演出:飴屋法水)

3人いる!@リトルモア地下(脚本:多田淳之介/演出:飴屋法水
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=14562
http://www.littlemore.co.jp/chika/3nin/



2回目8/9バージョンを観た感想も書いた。


2009年8月3日(月)チーム4 出演者
ワタナベハルコ・小川弥生・香本正樹
19:30-


「3人いる!」初見。この不気味さは演劇でしか実現できない。いることによる見えることに対する揺さぶり。最終的に勝ち残るのは、いるなのか見えるなのか。観客の身の乗り出し方が半端無い。そして身を引いて説明しようとすると必ず破綻するという。た、たまらん。


段取りがわかったので頭の中で再現できるけど、視線・照明・入れ替わる所作に注意を払って再び観てみたいところ。役者次第で繊細さが相当変わるんだろうな。毎日役者が変わるということで、演劇の同一性までもがぼやけてくるというおまけまでついている。「同じものを観たねー」と言えないねー(本当はいつだってそうだけど)という共通体験をすることになるわけで。


多田淳之介演出とどう変わったのか。構造をぐっとシンプルにする方向に変えたんじゃないか。より一層複雑にするんだったら飴屋法水が演出する意味がない、はずで。


帰り、しょうもない苦労して、脚本inspired byの萩尾望都『11人いる!』購入。一軒目も二軒目も在庫無いなーと思って、五反田近辺をつらつら本屋めぐりをしてて、三軒目にして、ようやく男性じゃなくて女性作家コーナーにあることに気づいた。


11人いる! (小学館文庫)

11人いる! (小学館文庫)


二回目予約しようと、会社で芝居エンジンの予約ページを観てたらどんどん完売していくのがおもしろかった。