アンナと過ごした4日間(スコリモフスキー)@渋谷イメフォ

アンナをベッド下からとらえたショットが素晴らしすぎる。

悲喜劇。とても観やすい。劇場でかかっている予告編は紹介の仕方がずれてると思うけどまあいいとして、あれで客が呼べるのかが疑問だ。なんか焦らせるような曲(予告編で流れてるやつ)がよい。曲というかアコーディオンの音色と曲のテンポが切なさをかきたてる。童貞キャラのおっちゃんに愛(の困難)を教えてもらう映画。そうでしたそうでした、たまに実る愛もあるけど、愛なんてものは、たいてい腐って土に解けて肥料にしかならない。牛が流れるカットがきれい。ロシア映画と東欧映画といえば舗装されていない道路。土がべちゃべちゃしている映画だったな。じめじめした雰囲気が好きな人におすすめ。