「六ヶ所村ラプソディー」みてよかった


土曜日の朝10:45から六ヶ所村ラプソディー@シネマート六本木。鎌仲ひとみ監督の上映後トークが狙い。いろいろ書かないといけないのだが。映画みながらメモったことやメモリーを。ふくらませながら。

持続可能な未来、ドキュメンタリーにおける語りのリアリティ、泊の漁民のおばあちゃんたちかわいい、当時反対運動した60歳の人はいまや80歳に、権力と金、こんぶ漁の映像が沁みる、菊川さんが反対集会への参加を呼びかけに行ったときにイカするめをくれたおばちゃんでというかそのやりとりで泣きそうになる、再処理工場で働く人は毎日バッジで被爆検査、反対運動をがんばる菊川さん声がいい自給自足してるすげえぞ突然降ったヒョウで畑のチューリップがかなり折れてしまうがこれが農業なのだと、頭がよい工学の東大教授は技術は必ず失敗するがでもやってみるしかないと言うそのインタビューに答える表情がビジネススマイルなのはなぜだニヒリズムか、京大助手の小出さんは不便になるしかないと言うその後ろのDELLのPCが気になる俺、なぜ六ヶ所村なのかに対して土本典昭さんは辺鄙だからなのさそして原発とはそういうものだと言うなるほど、中立が中立ではないことを知った苫米地ヤス子さんの無農薬でがんばる米を食ってみたい、泊の漁民のおばちゃんの唄が沁みる。

共同体とは共同体のメンバーの想像力に依存するというか想像そのものであるというか。要するに想像の共同体とかいう本のタイトルを思い出すまでもなく共同体とはイマジナリーなものであるので、こういうドキュメンタリーなんかに触れてがんばって想像力を育てないとどうしようもない。というか育てようと思えば育つ時代である。ここ(http://ameblo.jp/rokkasho/entry-10240947766.html)で書いてあるように、朝の六本木に来た観客は6人しかいなかったさ。現在、反対派に有利なトラブル(放射能漏れ)が起こっているらしく、今後の六ヶ所村および周辺地域の動向が気になるところ。