「バーン・アフター・リーディング」意外に笑えるが夢中になれず
夢中になれないゆるい時間が過ぎる。ちゃかされるのはキャラクターやドラマやdeveloppingじゃない国におけるライフスタイルやアメリカや馬鹿そのものだけじゃく、映画的な手法・文法にまで及ぶ。ちゃかしが楽しめないとかなりきつい映画体験を強いられることになる。後半30分くらいまでわりと退屈するかもしれない。
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冒頭いきなりジョン・マルコヴィッチきれる。はいきれました、みたいな。深刻な気持ちで父親に話してるんだろうけど、父親と話してるシーンですよと言わんばかりのシーン。他者(テレビ番組)による無意識の代弁、NEW BOYFRIEND!PREGNANT!(速すぎて覚えられなかったですけどね)が異常に速いテンポで。このスピード感は楽しくなくはないが何か焦りにも思える。「オズボーン・コックス」とみなが発音するときのCOXって卑猥? ばれないように隠れた馬鹿(ブラッドピット)がクローゼットの隙間から鏡に映る半開きになったシャワールームの入り口を通してエロい馬鹿(ジョージ・クルーニー)の動向をさぐるシーンその前後で興奮。
CD-RのフォーマットがWindowsかマックかを聞くわらける台詞「PC or Mac?」とか勉強になる。「Oh my god」しか言ってないのに字幕いらんやろ、とか。クレジット眺めてたら編集はfinal cut proなんだって。へーとか。期待してないわりによかったのでまあよし。