最近みた映画「山谷 やられたらやりかえせ」「半身反義」「ミルク」

仕事を抱えすぎて二日連続で終電帰り。朝起きれるだろうか。

今週の予定の予定を公開してみる。さすがに忙しくて土佐有明さんのイベントは無理かもしれない。

入れたい予定を挙げてみる

2009.05.09(Sat)「山谷 やられたらやりかえせ」昭和のドキュメンタリーが好きだ

ドキュメンタリーは嘘をつくのDVDで、どなたかが言及されていたので気になっていたら、上映会をされていらっしゃるとのことで中野富士見町のPlan-Bという場所で観てきた。「山谷」という地名を知らなかったし、この舞台がが東京だということすら知らなかった。いっぱいメモしたけど、メモしすぎて日記に起こす気力がわいてこない。気が向いたら書くことにする。でもこの作品が存在することだけは多くの人に知って欲しいのだとりあえず。監督が2回殺害されている。

山谷─やられたらやりかえせ - Wikipedia

2009.05.10(Sun)18:00「半身反義」ドキュメンタリー「東京オリンピック」「日本万国博」が観たくなった

http://www.hanshinhangi.com/
http://www.uplink.co.jp/factory/log/003027.php
渋谷uplinkにて。トークつき。なぜか学生が大量にいて席がほとんど空いてない。いつもは夜中の吉野家くらい静かな会場なのに、ここは渋谷か?っちゅうくらいうるさくてびびる。作品の物語から漂う自己愛のかおりが疑問でよくわからない。なんだろうあれは。ドキュメンタリーが前半で後半はフィクションになるめずらしい構造。フィクションの中でのセットや役者はフィクションだが、書籍・雑誌だけは本物だというのが何なんだ何故なんだ。使ってみただけか。トークで監督が「なんでもいいから質問どうぞ」といってマイクを渡した男子が「よくわからなかったんですけど、どんなレポートを書けばいいでしょうか」という質問をする。何なんだこれは。とにかく太陽の塔がすごすぎる。昔の記録映像で見たほうが太陽の塔が輝く。必見なのは太陽の塔が万博会場の屋根を突き破っている様。あれはやばい。話を戻して、トークゲストのマエキタミヤコさんは元電通の人で、いまは環境NGOのためのクリエイティブエージェンシー【サステナ】代表という人。この人が出すオーラがすごい。動かして変えていく人だ、というのがすぐにわかる。いっぱいメモしたけど、メモしすぎて日記に起こす気力がわいてこない。気が向いたら書くことにする。作品にはいくらか不満を覚えた。中で扱われるドキュメンタリー「東京オリンピック」「日本万国博」が観たくなった。

東京オリンピック [DVD]

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公式長編記録映画 日本万国博 [DVD]

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太陽の塔を知らない人はみてみて。

2009.05.10(Sun)21:00「ミルク」ろうそくの川のシーンは「ハーヴェイ・ミルク」の方が泣けるが

uplinkから足早にシネマライズに向かう。日曜最終回なので\1000なのだ。ミルクさんのドキュメンタリー「ハーヴェイ・ミルク」は先日、京都に帰省したときに観ている。だからかもしれないが、とくにぐっとはこない。ショーン・ペンまあまあちゃうの? それよりガス・ヴァン・サント(この人もゲイだよねたしか)ってこんなぼんやりした映画を作る人でしたっけというのが素直な印象。ラストの反転についてはよくわからない。市長は鏡の中で。ミルクが最後に見るのはオペラ「TOSCA」の垂れ幕?の裏で「TOSCA」の逆転した文字。なんだろうあれは。ただしょっぱなからDavid Bowieの名曲「Queen Bitch」の使い方が激しく気に食わない。気に食わないというか、「Queen Bitch」が使われている大好きな映画「Life Aquatic」のエンディングでの感動を知らないのか!っていういちゃもんなんだけど。うーん。俺は「ミルク」いまいちだったかも。ゲイ・映画・いまいち、で思い出すのがブロークバック・マウンテンだ。あの映画のせいで映画にむかつくと途中退場する体になってしまったのだ。好き同士がなりふりかまわずセックスするだけやんけという。「ミルク」の感想を思い出してきた。何か感情移入する気持ちを抑止するような映画だった気がするんだった。なぜだろう。そうそう、ミルクを撃ったダン・ホワイト(役者が似すぎ)が隠れホモじゃないかとか暗示するようなところもあったなあ。とはいえダン・ホワイトの闇をえぐるほどでもない。うーん。

さてところで、「Life Aquatic」なんか観ないよーっていう人はエンディング映像を観て「Queen Bitch」をぜひ聴いてみてください。映画みないとエンディングの快感は味わえないけどね。http://www.youtube.com/watch?v=S3inEK-Dyq0

でも本当はエンディングだけ観て欲しくなくて、映画「Life Aquatic」を観て欲しい。映画の中で出会わないと名曲の輝きが霞んでしまうかもしれない、と思うから。

いっぱいメモしたけど、メモしすぎて日記に起こす気力がわいてこない。メモやめようかな。