「夏時間の庭」燃えてしまえ

こないだ映写機への虫入り込み事件のときにもらったテアトル系列の無料招待券で「夏時間の庭」を観ることにした。銀座テアトルシネマは初めてでちょっとうれしい。劇場自体は観やすくてとても快適な場所だったが。

http://natsujikan.net/
原題:L'heure d'ete
監督:オリヴィエ・アサイヤス | Olivier Assayas

40分ぐらい我慢したけどスクリーンに映画が写らない。変わった家具とか椅子とか机のある家の内外でテレビドラマみたいな進行するために作られた物語が進行する。しょうがないなあということで途中退場。美術品もフィルムも全てオルセー美術館に飾ってしまって全部いっぺんに燃えてしまえばいいのにと思う。その燃える映像が観たい。1800円払うから。

そんなこと言いたくなるくらい最低な映画だと思っているけど、ちゃんと本当のことを言うと、冒頭の、子供たちが葉書か手紙を探して遊んでるシーンは生き生きとしていて楽しかった。ちなみに各所で絶賛されているので、興味のある人は検索してみてください。何年か経ってまだ生きていたらもう一度観てみようと思う。

まだ時間があったので、お口直しに新宿ピカデリーへ。