CO2 in TOKYO '09「ある光」ラスト手前の夫婦が部屋でコーヒー飲むシーンがきれい

会社の人とビール飲んでからきたせいで眠い。コンディション最悪。集中力が落ちるのでこれからは絶対こういうことしない。帰り、また映画芸術の方と会う。スペイン帰りのホナガヨウコさん元気そう。元クロムモリブデンの重実さんに話かけてみたら空耳タワーが最高とのこと。スーツ着てる自分が本当に嫌になってくるなあ。


《 第5回 CO2 企画制作部門
シネアスト大阪市長賞(グランプリ)受賞作品 》
( 2009 / 95min / HD / Color ) 
詳しくは → http://www.co2ex.org/tokyo/index.html


監督:高橋明大(Directed by TAKAHASHI akihiro)


出演
戸田昌宏(「チーム・バチスタの栄光(TV)」)、足立智充、柳沢茂樹、笠木泉、稲毛礼子、宇野祥平、上村聡、ホナガヨウコ、南波典子、増本力丸、漆原真吾、中村寛紀、岸建太朗、ほか


スタッフ
プロデューサー:福井琢也、撮影:熊倉良徳、制作:安岡歩/阪本直行、メイク:佐久間カオリ、衣装:大熊麻希、録音:河上健太郎、小道具:東心平


<あらすじ>
ひとりの女の死を、各々の主観でとらえるしかない男たち。どこまでも客観的な光が、彼らの身体を照らすとき、希望は同時多発する。


挿入歌:
  『 マーガレット 』 THE YOUNG GROUP


  • 青いドレスが全くそそらないので逆に意味を探りそうになる
  • オカルトに出てた宇野祥平さんがまた怖い
  • 宇野祥平さんが電話してナイフもってチャリ漕ぐシーンが好き
  • 挿入曲が作品の雰囲気にマッチしていないと思った、いい曲過ぎる
  • 途中で映画終わったらどうしようと思った
  • ホナガヨウコさんのナチュラルな演技がうまい
  • 無理と思って途中からセリフを聞かないようにした
  • ラスト10分前くらい夫が部屋でテーブルで目覚めてご飯を食べるシーンが美しく輝いていた
  • ラスト手前の夫婦が部屋で「飲む?」「うん」で何かを飲むシーンが美しく輝いていた、ここが一番好きだけどれも映画の中での位置としては大したシーンではない
  • 子供が3人で宇宙に行くごっこをするシーンがまたきれいだ
  • 最初から最後まで光がずっと入っている映画、と覚えておく

トークショー冨永昌敬(映画監督)さんが素敵だった。上映中にメモしていて、そのメモの内容から確認したり質問したり不満な点を指摘したりされていた。高橋明大さんの対応もまた真摯で、トークショーがいつもこうならよいのにと思った。富永さんの疑問/不満は同感。電話の相手が出てこないのどうよ、ドレスどうよ みんないい台詞言いすぎる、といった点。音をよく聞いてらっしゃって尊敬した。見習わないと。

帰り際、高橋監督に夫婦の部屋のシーンがとんでもなく美しかったけどと聞いてみたら、あのときだけ撮影のときにすごく自然光が入ってたから偶然きれいになった「映画の奇跡」であって、特に意図して何かやったわけではないとのこと。映画の奇跡という言葉を学習させてもらった。

6/14に前作「最後の怪獣」があるので、また観に来ることにする。