水戸短編映像祭セレクション「そっけないCJ」「微温」満足
水戸短編映像祭セレクション。3日連続でシネマロサ。池袋がもっと近いといいのに。
「若き才能をサポートする水戸短編映像祭」07年、08年の受賞作と各監督による特集上映!!
撮りおろし最新作も上映!
今年で13回目を迎える水戸短編映像祭では、才能あふれる若きクリエイターたちに光をあて、映画界への一歩を歩んでもらうため、スタート時から活動を続けてきました。そして今年は、「パンドラの匣」冨永昌敬監督、「南極料理人」沖田修一監督、2人のグランプリ受賞者の映画が立て続けに公開されます。二人に続く、今後の活躍がおおいに期待される、11回と12回受賞監督たちの貴重な一歩をシネマ・ロサにて一挙上映!
http://www.cinemarosa.net/
6/13(土)[オープニング/グランプリ受賞作]
そっけないCJ(32分)
第11回グランプリ受賞作
監督:田中羊一
赤芝と姫野はある日、山で謎の物体を目撃する。その物体の正体を突き止めようとする二人だったが…
微温 ぬるま(44分)
第12回グランプリ受賞作
監督:今泉力哉
二股している亮介は「朝子と別れてほしい」と町子に言われ、別れるためのデートに出かける。
「そっけないCJ」大好き
- 冒頭、ナレーションのくちゃくちゃ音がこのまま続くのかとか
- エロ本が風でめくれるのを手でおさえるのがいい
- 山の中、二人がただ歩いて右側のおとこが水溜りか何かで跳ねたとき左もなぜか跳ねてカットになるのが楽しい
- 母の「お父さんお祭り?」のシーンが楽しい
- サングラスがかっこいい、それだけでフランス映画
- 戦いに向けて、弓矢をかごに乗せて自転車出すときの、犬(弱そう!)の映画に参加してない様がいい
- 自転車漕いでるときの曲は切なくていい曲だけど作品世界にマッチしていないのでは
- キーボードとかサングラスとかちょびっとテクノな世界
- 7/30の曲がよかったと手元のメモに書いてあるが、思い出せない
- ひそひそ声の歯軋りわらける、発明か、ちょっと呪怨
- CJを抱きしめたときに抱きしめたのは何だろう
- CJと母、どういうご関係なのか気になる、あちら側の住人だ
- バナナジュースのシーン、父親のコップ渡した後の死んだ手、サングラスの共有、ジュースの往復、最高!
- 3人の出鱈目な演奏がきもちいい
- さんざん快感を開発された結果、父親の拍手で絵と音のずれ自体が気持ちよくなっている
木曜に来ることにする。続編上映と佐々木敦さんのトークが楽しみ。
■6月18日(木)『第11回グランプリ 田中羊一特集』
第11回グランプリ受賞作「そっけないCJ」 監督:田中羊一
他「CJ2」
トークショー:田中羊一(監督)× 佐々木敦(批評家)
「微温」展開が楽しい
- 絵はとくにそそらない
- ドラマ・物語はきほん乗れないけど、思いのほか楽しめた
- 女二人が似たようなビニール傘さして対決するのが可笑しい
- 絵や音とのテイストと、話のあほっぽさが合ってない、のが逆に楽しいと最後は思えてくる