「ガマの油」だめ

21時まで時間があるので、池袋で役所広司第一回監督作品「ガマの油」。キータッチをミスってガマンの油ってなってて、ああ、もうそれでいいよとか思う。

これはやばい。60分ガマンできるかどうか。絵にしろ、話にしろ、キャラクターにしろ、力が無さ過ぎて、映画としての持続が成立しない。

女の子がかわいいけど、敢えてなのか何なのか、嘘みたいな笑い方づくしでこっちのリアリティの基準が宙吊りにされる。でもかわいいから観る。でも限界がある。

後半寝ながら観てたけど80分くらいでコーヒー飲みたくなって途中退場した。50分くらいで帰るカップルいたし、出るとき、何人か寝てる人がいた。


  • 株トレード用のMacのPCモニター9つが、まあかっちょいい、まあ
  • よくあるけど渋谷交差点の映像がけっこうよかった
  • NHKホール近くのケータイでの待ち合わせでの左右画面分割はいいけど、出会う瞬間も二画面のままにしてほしかった
  • 息子の部屋に入る役所広司、青白い色、このシーンは話の流れ関係なく好きだ
  • キャラクター同士の設定はあるらしいけど、そもそも関係の説明が少なすぎる/説得力が無さすぎちゃうんかい!とだんだん腹が立ってくる、に至るまでにけっこうガマンしている
  • 赤と紫の着物を着た小林聡美がふとセクシー、聡美は昔の彼女の名前だが関係ない