水戸短編映像祭セレクション:第11回グランプリ 田中羊一特集「そっけないCJ」「CJ2」最高


佐々木敦さんが来るからかけっこう人が多い。「そっけないCJ」は2回目、1回目の感想はここ


6/18(木)[第11回グランプリ 田中羊一特集]
そっけないCJ(32分)
第11回グランプリ受賞作
赤芝と姫野はある日、山で謎の物体を目撃する。その物体の正体を突き止めようとする二人だったが…

他上映作品 撮り下ろし新作鋭意制作中! (20分予定)=>「CJ2」となった
監督:田中羊一
トークショー:田中羊一(監督)×佐々木敦(批評家)

「そっけないCJ」2回目、大好きだ

  • やはり最初のナレーションのくちゃくちゃ音が不気味で導入としてあるかないかで別物になる
  • 山の遠くに見えるCJがかわいい
  • いい台詞「すごいはやさでギター弾ける?」
  • よその犬がほえてるのにぼーっとしている犬、やはりこいつが可笑しすぎる、すぐ近くを主人公がCJを狩りに自転車を転がしているのに、この犬は首と耳を動かすだけで足をまったく動かさない! 映画に参加しろ!
  • 座る、サングラスをかけなおす、するとCJがいる、という展開が好きだ
  • 煙たきすぎだと思う
  • CJのちゃちさは、何かのちゃちさと同じ
  • 昼間じゃないからCJ日光浴説は違うな。たぶん脱皮。
  • 助けに来るお母さんの堂々とした歩き方がかっこいい、まるでお母さんだ
  • 映画の終わり方がかっこいい
  • 曲が本当にすばらしい
  • 絵が堂々としている
  • 2回目だけど、やはり大好きだ

「CJ2」悪くないと思うけどこれは本当に最終形なのか?

  • 出来事が嘘みたいだし、嘘くさい絵、けれども説得力があるのはなぜだ
  • キャラクターがみんな心が薄いなあ、と思えるのは、みんな表情が豊かじゃないからか、つまりロボットのように見える、で、キャラクターが世界観というか設定というか雰囲気に統制されている感じがする、その点で「そっけないCJ」と一緒の雰囲気の映画、映画くさいのだ
  • いい台詞「おじさん仕事してないの?」「私がしているのはそういう類のことではない」うろ覚え
  • 木琴いいなあ、歓喜のうた? 倉庫のシーンは乾いたデヴィッド・リンチのような感触
  • ラストの裏切りに笑ってしまった、そんなのありなのか
  • 悪くないと思うけどこれは本当に理想形なのだろうか?

トークショー

  • CJ2は、CJに対する純粋だとか無垢だとかいう感想?批判?への対応なのだと
  • 佐々木敦さんの曲に対する話がききたかった