キェシロフスキ・プリズム「地下道+初恋」
- 2009.07.13(火)19:00-
- 渋谷ユーロスペース
DVD化が難しく、かつ日本初公開な作品なので観にきた。
『地下道』Prejscie podziemne
1973年/ポーランド/29分/35mm/ドラマ
監督・脚本:クシシュトフ・キェシロフスキ、イレネウシュ・イレディンスキ
撮影:スワヴォミル・イジャク
出演:テレサ・ブジシュ=クシジャノフスカ、アンジェイ・セヴェルィン
ワルシャワ中央駅の地下道。妻との不仲をとり戻そうと、一角で妻と一夜をともにする男。そんな2人を覗き見する人。ナレーションはキェシロフスキ自身。
ロータリーの画がかっこいい、楽しい音楽、と手元メモに書いてあるけど覚えが無い。
寝不足で途中で寝た。
『初恋』Pierwsza milosc
1974年/ポーランド/52分/ベーカム/ドキュメンタリー
監督:クシシュトフ・キェシロフスキ 撮影:ヤツェク・ペトルィツキ
編集:リディア・ゾン
クラクフ短編映画祭グランプリ受賞(74年)
17歳のヤチカ。妊娠がきっかけで20歳の学生と結婚することに。
ドキュメンタリーとはいえかなりの演出が加えられ、私的な出産シーンに微妙な反応を持つ。
初恋はドキュメンタリーみたいな映画。
劇映画だと思ってみてて、どうやら本当に妊娠してるんじゃないか?と思ってリアリティの水準が定まらない不思議経験。
手元のメモには何やら書いてある。クラシックの明るい音楽、市役所か病院に入るときの光、カット切り替えゆっくり、本当に妊娠してる? 若い父親がたばこもちながら電話しとる、ドキュメンタリー? 笛の曲、オルガン、赤子の鳴き声、ストレス? とか。