『惑星ソラリス』

惑星ソラリス」1972(165分)
  監督/アンドレイ・タルコフスキー

http://www.athenee.net/culturalcenter/program/r2/r2.html


アテネフランセの椅子がしんどいのに耐えて2本目。初めて観る『惑星ソラリス』。冒頭、水がやたらと写る。なんかすでに幻想的な感じがする。女の子のこんにちはが無茶苦茶ヘンだ。雨が急すぎる。バートン報告会の遠隔テレビ会議での、音声切り替え時のビープーという音がなんか楽しい。少年も怖がってたがたしかに馬がこわい。日本の高速道路が出てきておひょ?となる。「飯倉」とか出てくる。近未来的な設定なのか、ハンドル握ってない。日本なのでビルの広告で「ファミリア」「ルーチェ」とかあるのが何か楽しい。娘が目が大きくてかわいい。そろそろ1シーンがえらくゆったりとしていることに気づく。


ソラリス探索船の中。いきなり美人登場!っていいよね。カラーと白黒が混ざるような演出があったような気がする。妻の「背中のひもほどいて」に対してなんで服をびりびり破ったのかわからなかった。


第二部。いないはずの妻は「イメージが物質化した」んだそうだ。予定が明かされてわかっているけど、無重力になる瞬間がなぜか気持ちいい。母まで混ざってくる。ラスト、寝たのでわからない。無念。165分きついよ。