『ルパン三世 カリオストロの城』『新学期 操行ゼロ(Zéro de Conduit)』『無防備都市(Open City)』『私は猫ストーカー』『3時10分、決断のとき (3:10 to Yuma)』『意志の勝利 (Triumph des Willens)』



とりあえず可能な限り映画を浴びた。生き返る。


ルパン三世 カリオストロの城』(監督:宮崎駿/1979年/100分)新宿テアトルタイムズスクエア
奇跡すぎる。出会いは失神とともに。出会ったと思ったら既に奥深く関係し過ぎている。ルパンが未来少年コナンに接近。
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『新学期 操行ゼロ(Zéro de Conduit)』(監督:ジャン・ヴィゴ/1933年/45分)渋谷シネマヴェーラ、英語字幕
学校の規律を食い破る子供の野生。ラストの綿毛が舞い散るスローモーションがあからさまに映画。


無防備都市(Open City)』(監督:ロベルト・ロッセリーニ/1945/106分)渋谷シネマヴェーラ、途中抜け
時間が余ったから30分だけ見たけど、んん、ここから面白くできるのだろうか。


私は猫ストーカー』(監督:鈴木卓爾 出演:星野真里/2009年/103分)渋谷ユーロスペース
知らない時間をもっていることが猫的だ、と。谷中銀座谷中霊園、夕焼けだんだん(たぶん)、近辺を舞台にした、猫ドキュメンタリーとしても楽しむことが可能、と最初は思ったけどそうでもない。「私猫ストーカーなんです」の涙はなぜだ?だけど星野真里かわいい。猫に話しかけるときの丁寧語口調がかわいい。坂井真紀は『ノン子36歳』を少し弱くしたような女。つうか猫かわいすぎる。


3時10分、決断のとき (3:10 to Yuma)』新宿ピカデリー
テンションは持続するが、ラストの展開は成立してない。リメイク作品にラストがうんぬん言ってもしょうがないけど。とはいえ、ラッセルクロウが5人くらい一気に打つシーンの嘘っぽさがきもちいい。


『意志の勝利 (Triumph des Willens)』(監督:レニ・リーフェンシュタール/1934年/112分)シアターN渋谷
退屈するんだが、あの退屈空間を熱狂的に生きた人間たちがいたという事実があるので我慢。